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勢力の強い台風が、四国から紀伊半島にかけて上陸しようとしている。今更ではあるが、停電や雷による被害の対策を一部ではあるが紹介しておくので、今後の対策の参考にしていただければと思う。

UPS

UPSとは

Uninterruptible Power Supplyの略で、無停電電源装置とも言う。停電で電力が断たれた場合にも電力を供給し続ける電源装置。早い話がバッテリ。雷サージ防御機器と併せて利用するのが望ましい。

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UPSの利用方法

UPSの電源ケーブルをコンセントに、PCの電源ケーブルをUPSに繋ぐ。PC用として一般販売されているものは電力を供給し続けると言っても数分~30分程度で、PCを安全にシャットダウンする時間を稼ぐためのものと考えて欲しい。機種によっては、UPSとPCをUSBケーブルなどで繋ぎ、停電になると自動的にPCをシャットダウンするものもある。内蔵バッテリは劣化して蓄電容量が低下していくので、定期的に交換する必要がある。

耐雷サージ機能付き電源タップ

耐雷サージ機能付き電源タップとは

雷サージ防御機能を備えた電源タップ。低コストで非常に簡単に導入できる。ただし本来の機能を活かすにはアースを接続する必要がある。誘導雷サージだけに対応したものと、誘導雷サージ・侵入雷サージに対応したものがある。直撃雷サージに対応した製品はない。

耐雷サージ機能付き電源タップの利用方法

コンセントにこの電源タップを挿し、この電源タップにPCを繋ぐ。使い方としては一般的な電源タップと同じ。

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雷サージとは

雷の影響により発生する過度的な異常高電圧。その結果流れる過渡的な異常大電流をまとめて雷サージという。誘導雷サージ・侵入雷サージ・直撃雷サージに分けることが出来る。

電源ケーブルと通信ケーブルを事前に抜いておく

前もって雷の被害や停電が予測できる台風などの場合のみ有効になるが、PCやプリンタの電源ケーブルをコンセントから抜き、LANケーブルなどの通信ケーブルも外しておく。機器を追加購入する必要がないのでコストはかからないが、電源タップに付いている電源スイッチをオフにしておくだけでは雷サージ対策にはならず、必ずコンセントから電源ケーブルを抜く必要がある。直撃雷サージにも効果がある。コストはかからないが手間が非常にかかる。

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