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前回、Windows7デスクトップのショートカットアイコンが消えるで対処方法を備忘録として記したが、コンピューター保守を無効にするとセキュリティ上で影響が出る可能性があるので、コンピューターの保守を有効にしたままでの対処方法を記しておく。

自動削除される壊れたショートカットの数

Windows7では、デスクトップ上に4個以上の壊れた(リンク先の存在しない)ショートカットが出来ると自動で削除されてしまう。壊れたショートカットが1個や2個では自動削除されない。しかし、デスクトップ上に壊れたショートカットが複数出来ると、必要なショートカットまで削除されてしまう。
ここでポイントとなるのが初期値が4個以上となっている点である。この値を大きくすれば、例えばデスクトップにショートカットアイコンを配置しきれない個数に変更すれば、自動で削除されることはなくなる。

自動削除動作が発生する個数を変更する

管理者権限でコマンド プロンプトを起動し、以下のコマンドを実行し、PowerShell スクリプトの保存場所に移動する。
cd C:\Windows\diagnostics\scheduled\Maintenance
画像:Maintenanceへ移動
以下のコマンドを実行し、書き込み権限を取得する。
takeown /f TS_BrokenShortcuts.ps1
画像:Maintenanceの権限取得
icacls TS_BrokenShortcuts.ps1 /grant :F(※ は以降の手順で編集作業を行うユーザーを指定)
画像:ts_brokenshortcutsユーザー指定
以下のコマンドを実行し、PowerShell スクリプトを開く。(※編集前にバックアップを取っておくことを推奨)
notepad TS_BrokenShortcuts.ps1
画像:TS_BrokenShortcuts.ps1を開く
“-gt 4” という文字列を検索し、4より大きい値(5000等)に変更し上書き保存する。
画像:TS_BrokenShortcuts.ps1の編集

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