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ドッキングステーションとは

取引先でのプレゼンなどの外出時に、デスクワークで利用しているノート型PCを持ち出す人は多いだろう。その場合、マウスなどのUSB機器やLANケーブル、そしてAC電源などを外し、帰社後にまた外したケーブルを繋ぎ直すという作業をしなければならない。場合によっては持ち歩いたデバイスを充電器に繋いだりと、仕事ができる環境を整えるまでにしなければならないことが沢山ある。持ち出しが多い人には億劫に感じるだろう。
ドッキングステーションはUSB機器やLANケーブルなどを纏めて纏めておくことができ、1本のケーブルを繋ぐだけで複数の周辺機器を同時に接続することができる。PC自体をドッキングステーションの使用を前提にした設計にすれば、本体の薄型・軽量化を推し進められるメリットもある。

ドッキングステーションの活用で業務処理速度の向上

ノートPCへの電源ケーブル、マウス、外付けHDD、LANケーブルなどの抜き差しにかかる時間は約20秒とされている。これがケーブル1本だとどうだろうか。3秒程度で済む。その差17秒。これだけ見ると大した事の無いように感じるかもしれないが、仮にPCを営業で毎日持ち出している人の場合、17秒×240日=4080秒=1時間8分となる。年間1時間以上となるのだ。この時間は生産性が無く、複数人となると人数分だけ無駄な時間が増加するのだ。また、内勤と外回りを何度も繰り返すような立場の人は、その回数だけ繋ぎ直しの時間が発生する。塵も積もれば山となる。

ドッキングステーションを活用する事で、企業全体での労働生産性の改善効果は大きくなる。それだけ企業の生産活動に集中することができる環境を整えることができるだろう。

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