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Windows10へのアップグレード

Windows7からWindows10にアップグレードしたPCで、不具合が起きてHDDのリカバリ領域からリカバリした場合、当然の事ながらWindows7の状態に戻ってしまうが、一度Windows10として利用していたPCは再度Windows10にアップグレードすることができる。
ただし、Windows7の状況によってはWindows10へのアップグレード時に、「重要な機能(NX)がサポートされていません」というエラーが出てアップグレードが中断される場合がある。
この「重要な機能(NX)がサポートされていません」というエラーがでた場合、どう対処すれば良いか。

重要な機能(NX)がサポートされていませんというエラーが出た時の対処方法

以下の手順を実行する。画像はWindows10での物を使っているが、Windows7でも同様の流れとなる。
コントロールパネル内のシステムとセキュリティへ進む。
画像:システムとセキュリティ
システムをクリックすると、「システム」のウィンドウを開く。
画像:システム
サイドバーの「システムの詳細設定」をクリックし、「システムのプロパティ」のウィンドウを開く。
画像:システムの詳細
詳細設定タブの中の、パフォーマンス項目の『設定(S)』ボタンをクリックし、「パフォーマンスオプション」のウィンドウが開く。
画像:パフォーマンス設定
データ実行防止タブに移動し、ラジオボタンで選択が可能な設定項目2つのうちの、現在選ばれていないほうを選択し、『適用(A)』ボタンをクリックする。
画像:データ実行防止
ここで元の設定を選び直して再度『適用(A)』を押してもエラーが出ずにアップグレードが可能となるので、単純に設定だけの問題ではなさそうだ。
後は再起動をして、再度Windows10へのアップグレードを実行すればエラー無くアップグレードは進んでいく。
Windows7のままでは2020年1月にサポートが切れてしまうが、これでまだ暫くは今のままのハードウェアを使い続けることができる。

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